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レミーのおいしいレストラン 


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今日、新製品の「肉ぶっかけうどん」を食べた。ゆでたての手打ちうどんに濃い目の汁がぶっ掛けてあり、その上に肉うどんの肉がのっていて、その上に大根おろしがのっていて、隅っこにレモンが「私を搾りなさいよ」と言わんばかりに添えてある。うどんに檸檬?少し戸惑いながらも彼女を搾りきり、全体をかき混ぜて食べると意外にも檸檬の香りが鼻の奥を通りつつ、舌ではうどんの汁と手打ちの食感が心地よかったのだ、最期に搾りきった檸檬を一かじりして席を立った。俺的な檸檬へのお礼であります。



恐ろしいほど意外な話がこの「レミーのおいしいレストラン」とにかくまだ見ていないあなたは急いで劇場へ向かったほうが良い、そうはっきり言い切っていいほどの映画。フランスの片田舎のボロ屋敷の屋根裏で一般的に暮らすネズミが、パリで一番と言われるほどのシェフにまで成り上がる、矢沢永吉真っ青な成り上がりストーリーですが、いやいや楽しい映画です。俺の中ではミッキーって誰?くらい楽しかった、さすがディズニー幸せを振りまいて今日も行く。とりあえず鑑賞すべきなのです。話はそれからです。音楽(心地良い)もアニメーション(すげー)も良かったけれど、何が一番いいかってやっぱり悪役のスキナーでしょう、彼の微妙なさじ加減な悪役ぶりがあってこそのネズミとダメ男だったと思います。以上。


いやいやホントに楽しかったです。本編前の宇宙人の小さい方が唇震わせて泣いているのですでに爆笑していましたし、幸せを少し感じました。サンキューディズニー!

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舞妓Haaaan!!を見た 

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すでに上映が終わりかけている「舞妓はーん」を鑑賞。早めに映画館についてみると「整理券を受け取ってくれ」と言う事、700人ぐらい入る映画館なので大袈裟なと思いつつも整理券を受け取るが、その番号に驚き!「一番」でした。あほらしいと思うのもつかの間、入場時間になるとその答えが明らかになる、メインのスクリーンでなく100人程度で満席になる小さな部屋へ案内されて、すぐに満席となり、成る程と一人納得してしまった、もちろん一番の(ほんとは二番)俺はど真ん中のシートで開演5分前だ。


テンポ早っ!!まず初めに感じた事はこれでした。息つく暇も無いほどの速さで繰り出す(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)!これはすごい!劇場のあちこちから笑い声が聞こえてくるのです。こんな事この日本ではそうそう起こる事ではありませんです、はい。俺もここぞとばかりに笑わせて頂きました、皆と同じところで笑う時もありましたが、パラパラと各々の笑のつぼがあるようで、その点も興味深かったです。いやほんと笑った。


んで、なんで最期まであの勢いでとばさなかったのか不思議です。妙に人情的なエピソードで私も本当はまじめに一生懸命やってますよ的な中途半端な演出はふざけていて、すごくがっかりさせるものでしたが、それを補う程のものが前半に詰め込まれていたので、なんとか着陸地点は滑走路圏内で済んだようです、いるの?とか言ってますが、もう少し臭く描かれていたら泣いていたかも知れん俺がこんな事言うのも変ですが、お父さんだと分かった瞬間から涙ではなく一気に笑いにもって行ってほしかったです。だめかな?それからミュージカル風のシーンは同情を誘うためか、意識的なのかセコイ?というか予算無いの?というか半端だな、おしいよな惜しい映画は「舞妓haaaaaan」ありがとう舞妓ハン!!GJ!!でも全体的には今一感否めず。。。



遠い国から来た男」たった今テレビで見たけどおもしろかった、仲代達矢、栗原小巻、杉浦直樹が演じる山田太一の脚本は俺の品疎な脳みそにもするすると抵抗無く入り込んできた、すばらしい。「20年あればなんだって出来るもんっ」と無邪気に駄々をこねる栗原の肩をそっと抱き寄せる杉浦に、ニヤリですねん。

ダイハード4 

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ダイハードシリーズはとうとう四作目が封切された。あの一作目は何年前の公開だったろうか、記憶を辿るにもかなり昔になるようで今ひとつはっきりしない、調べてみると18年前にもなる、誰もがあの頃は若かったと思うほどの年月だろう。その長い年月の間マクレーンはダイハードし続けている、まさにタフガイなのだ。ブラックマスクに描かれるハードボイルドの主人公も本来はこういった、恐ろしく腕っ節の強い男と言うのではなく、いくらのされてもしぶとく立ち上がるタイプの男が本流だったと思う、まさに正統派タフガイなんだ、このマクレーンさんは。


この映画に何か解説や意見を語ろうものなら、その一言目を口に出したとたん、その人はただの嘘つきになってしまう。何もないものを語る事は出来ないからだ、目の前のスクリーンに映し出される芸術的と言っても良い程の時間の経過を眺めるしかない。そして二時間過ぎたところで椅子から立ち上がり映画館を出て、その時もし何かを語るとするならば「ダイハードか。。。」たぶんそれぐらいじゃないだろうか。何も無い無の境地、真っ白な二時間、余分なものはばっさり削ぎ落として、ハードな仕上がりの完成度が恐ろしく高い映画、そう言ってしまいましょう。



しかししかし、まさにマクレーンの一人舞台です。例のごとく賢そうなテロリストも出てきますが、かなり思い切った扱いというか「居たの?」と言ってもいいくらいの存在感、すばらしいです。そうです、観客はマクレーンが愚痴りながら駈けずり回るのを見ていたいのです。今回はアメリカ空軍の戦闘機にロックオンされても生き延びています、それは笑ってしまうし同時に感動もします。さあ皆さんこんなのDVDで見たところで面白さは半減してしまいます。ドリンク片手にポップコーンをほおばり見に行こうじゃありませんか、気分はアメリカ人ですよ!ポケットにこっそり付け鼻もしのばせて…

追伸 今回は脳みそにやさしい吹き替えバージョンで鑑賞しました。
   野沢那智…(密かに一番驚いた)お勧めですね。

甘露 

「うわっ!醤油の味じゃん」
通路と鉄格子の向こうで私より20も若い新人の看守が言う
彼が口にした事のない何かを食べての感想だろう、そう想像できる
他の看守が旅行に行った時の土産か何かだろうか
もしかすると所長が海外研修に行った土産なのだろうか
海外の食べ物だとすれば、今の意外な味だったという言葉も納得できる
醤油の味だというのだからアジア圏の海外研修だったのか
その見かけでは醤油味とは予想できない食べ物なのか
離れた場所にいる若い看守の一言だけで詳細まで想像する事は出来ない
私はそれ以上その事について想像することをあきらめた
天井を見上げて息をゆっくり吹き出してみたり途切れ途切れに吹き出してみた
この小さな独房の中で編み出した私なりの遊びだ、まるで押入れに閉じ込められた
子供がするような事だ、「ふうー、ふうー、ふっ、ふっ、ふっ、ふーーっ」

祖母は私を厳しく育てた、幼い頃何か悪さをすれば押入れに閉じ込められた
押入れに何度も入るうちにその恐怖も克服し今のように息を噴出しては遊んでいた
そのことを考えれば今の私はあの頃から何も成長していないのだろう
恥ずかしいが、今年53歳になるここにいる男はあの少年と何も変わらないのだ

足音が近づいてくる「コッ、コッ、コッ、コッ、」
晩飯がそれ専用の小さな扉からそっと差し出される「醤油味ってなんだよ」
恥も外聞もなく間髪いれずに問いただしてみた、看守はやはり足音だけで遠ざかる 看守との個人的な会話は禁じられているが、無言で立ち去るほどの質問でもないだろうに
そう思ったが、ここに長くいると不思議とどんな事でも受け入れられる様になる
次の時には少し丁寧に聞いてみよう「醤油の味がしたのはなんだったんですか?」とか。
外で夏の虫が鳴き始める、それにあわせて息を吹き出してみる
「ふーう、ふーう、ふ、ふ、ふーう」あーあ、虫が言葉を話せばいいのに。


私の両親は私を生んですぐに離婚した
そして母が私を連れ帰り祖母に預けたまま再び戻ってくる事はなかった、
祖母は一人で畑仕事をしながら私を育てた。間違いなく彼女に罪はない
彼女なりに一生懸命私という一人の人間を育てたはずだが
道が、私の道がそうであっただけと言うしかない
いくつも分かれ道はあったが目もくれず突き進むしかなかった、
全てのものに切りかかりあらゆる人を切りつけ、そして私はここにいる。
他人には迷惑千万な生き様ではあったが、今となっては変えられない

鉄格子の小さな窓から日が射し、足音が再び近づく「コッ、コッ、コッ、」
その足音からあの若い看守だと言うことがわかった
「朝食だ」そういうといつも立ち去るが今日は違った
「明日の夕食に食べたいものがあれば今晩の夕食時に希望を述べろ、
出来る限り希望に答えよう、それから、」そう言うと茶色の飴玉をトレイに乗せた
「この間の醤油味だ」そして若い看守は立ち去った、私はトレイに目をやる
それはカンロ飴だった
茶色く透き通る指先大の丸いその飴玉はトレイの上で揺れていた。


押入れからやっとこさ出してもらえた時、祖母はいつもカンロ飴を一つくれた
反省した事への褒美だったのだろう。幼い私はその時だけ「ありがとう」と
丁寧な返事をしていたような記憶がある。今その飴の甘さが口の中に蘇る
「ありがとう」四角いこの部屋で何度か声に出してみた
はたして祖母はまだあの田舎で畑を耕しているのだろうか?
もし亡くなったならば唯一の親族なので連絡ぐらいはもらえるだろう
こんな私を何がそうさせるのだろうかおよびもつかないが
私はあの頃の記憶が鮮明な今のうちにと祖母へ手紙を書き始めた
いつの間にか生まれた時からの祖母との記憶を覚えている限り書き綴っていた
記憶にある限り全てを最期の時が来るまで書き続け、
そしてそれを祖母へ届けてくれるよう看守に頼んだ、
看守は少し戸惑った様子だったそれはあの若い看守だった
そして私は彼に私の人生で最期の言葉を伝えた「ありがとう」

昭雄は少し汗ばみながら山を登る、麓から三十分登った辺りで
地元の人が教えてくれた通りに縦長で角が丸く膝丈程の石が幾つか並んでいた
その右から二番目の石に向かい手を合わせ懐から分厚く白い封筒を取り出す
石は、あの男が一人ぼっちになってしまうので自分が亡くなる事を
知らせないでくれと、十何年前にそう言い残した祖母の墓だった
昭雄は祖母の墓の後ろに小さな穴を掘りあの男の手紙を埋め、再び手を合わせた
「ありがとうと伝えてくれと言う事でした」男からの伝言を伝えた
空は美しく晴れ渡り彼を囲む木々はそれぞれの葉をさすり合わせ
優しい音色を奏でている、いつしか滲んだ汗もひいていた
その場から立ち去ろうとした時ポケットの電話が鳴った
結婚したばかりの妻からのメールだった、中学の時から付き合い続け
今年の春に結婚し新しい生活を二人で始めたばかりだ
帰りに牛乳を買って帰ってくれと言う事と、妹のところによるので
昭雄が帰った時に家にいないかもしれないという、なんでもない内容だった
携帯電話を折りたたんでポケットにしまいながら昭雄はもう一度小さな墓を見つめた
あの男の最期の表情が鮮明に思い出せる、自分がこの祖母にうまく伝えられたとは
到底思えない、昭雄は苦やしさを小さくつぶやく、涙が流れる。
携帯電話とは反対のポケットからカンロ飴を二つ取り出して墓に供え
足早に麓に止めてある車へと急ぐ昭雄には
「さわさわさわさわ」と山の音が聞こえるだけだった。

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